皆さま土地探しでは苦労なさいます。
希望の立地・環境・広さの土地を見つけるだけでも大変なところ、
そこに「価格」という要素が加わるからです。
ただでさえご予算が厳しいことが多く、しかも高額な買い物になるため、
良さそうな物件が出てきても、すぐに決断できないということも起こりがち。
そのため絶好の物件を逃してしまうということもあります。
いざというときに決断するためには、ある程度の数の物件を見て、
希望の土地に対する優先順位、つまり判断基準を固めておくことです。
それではどのようにして物件情報を調べるか?
最近は土地を探す際にはまずインターネットで
情報を検索してみるケースも多くなりました。
かくいう草野も、コンサルティングの際にお客さまのご希望の
エリアの相場を知るため、よくネットで土地情報を検索しています。
ネット上にはいくつもの不動産情報検索サイトがあり、
部屋に居ながらにして、たくさんの土地情報を見ることが出来ます。
ただ、ネットに出ている情報というのは誰でも見ることが出来る分、
ある意味ホットな情報とは言いがたい面もあります。
というのも、不動産会社というのは
自社で売主を見つけた土地情報というのは、
出来るだけ自社で買い手を見つけようとします。
なぜなら、売り手と買い手を自社で見つけることができれば、
土地の仲介手数料を売り手と買い手の双方から
もらうことが出来るからです(これを業界では「両手」といいます)。
ですので、いい土地情報は出来るだけ自社で抱え込んで、
それでも買い手がつかなかったとき情報として流通させるので、
ネットの情報はあくまで下調べ、相場や物件数などの感覚を掴む程度と
心得ておいたほうがよいかもしれませんね。
それはともかく、このように情報に触れてある程度の相場感覚を掴んだら、
今度は実際の不動産会社に行くことになります。