名古屋地区の住宅ローンの金利動向 平成24年4月

平成2443日現在の、名古屋地区の住宅ローンの金利動向です。

 

と、その前に気になるのが、41日に住友信託銀行、

中央三井信託銀行、中央三井アセット信託銀行の3行が

合併して誕生した三井住友信託銀行

 

ただ、住宅ローンについては、

合併前の各行の商品をそのまま引き継いでいる感じで、

少々複雑で分かりにくくなっています。

 

金利については、旧中央三井信託から引き継いでいる

変動金利タイプ0.775が目に付くくらいで、

それ以外、特筆すべきものはありません。

 

 

それでは、順番に各金利タイプを見ていきます。

まずは変動金利タイプから。

 

住宅ローン金利に動きが見える中、変動金利(と3年固定)については

先月に続き据置きで、1.0%前後の低水準で推移しています。

 

ただ、愛地銀行については、先月から▲0.125%の0.85で、

三井住友信託銀行(0.775%)や名古屋銀行(0.85%)に並ぶ

低金利を打ち出しました。

 

 

次に、固定金利・固定金利期間選択タイプ

 

固定金利・期間選択タイプについては

ここ数ヶ月間大きな動きはありませんでしたが、

今月はメガバンクを始め、一部の地銀や信金も含めて

軒並み利上げ傾向にあります。

 

ただ、その中で特筆すべきは東春信用金庫

通常の金利優遇にプラスして、給与振込指定を条件に

さらに0.2%の金利優遇が受けられ、その結果

10年固定で1.25と、このエリアで最低水準となっています。

 

また、みずほ銀行が商品構成を変更し、

期間選択タイプの“当初期間引下げ型”を無くした変わりに、

“通期引下げ型”の金利を0.4と大幅ダウン、

さらに固定期間終了後の引下げ幅も0.2%アップ。

メガバンクの通期引下げ型としては、かなりの低水準となりました。

 

 

最後に、フラット35

 

先月は若干の利下げでしたが、

今月は0.020.03%の利上げになっています。

ただ、最安値は下記の通り(カッコ内は対前月)で、

依然低水準で推移しています。

 

 ・20年以内  1.86%(+0.03%)

 ・20年超   2.16%(+0.03%)

 ・フラット50 2.90%(+0.02%)

 

 

なお、上記の金利は金利プラン優遇後の数字であり、

借入れ条件や借りる方の属性によって上下します。